こちらはラミニアチップと言いまして、大きさは小指の爪くらいの全長です。
専用のハンドピースに取り付けることによって、1.3mm程度の細かい往復運動をすることが可能です。
側面には歯がついているため、歯と歯科充填材料との間のわずかな段差、ギャップといったところを効率よく研磨することが可能な器具です。
肉眼で見える分にはほとんど何もないように見えても、当院のように拡大して観察するとわずかなギャップがあることはとても多いです。
私たちにはわずかなギャップだとしても細菌にとっては大きな足場となってしまうので、それらを研磨しておくことが将来のむし歯や歯周病の予防に繋がると考えています。
一般的な歯科医院にはあまり置いていないかもしれないマニアックな治療器具の紹介でした(^^)<a