12月に入り大分寒くなってきましたね。
、とは言っても例年よりは暖かい気がします。
さて今回は重度虫歯に対して、歯の神経を保護してなおかつ低侵襲に治療するといった歯科治療についてご紹介いたします。
神経にまで達する重度の虫歯がありました。
虫歯の部分を拡大視野で除去していくと、神経が露出しておりました。
この場合ですと通常は神経を除去するという選択がなされると思われますが、
当院では特殊な歯髄保護材料を用いて歯髄保護を心がけます。
歯髄保護の後、ダイレクトボンディングにて回復した治療半年後の状態です。
不快な症状もなく、穏やかに過ごせております。
歯科治療における診断は各歯科医師ごとにそれほど違いませんが、治療方針は大きく違います。
私のポリシーとして自分が受けたい歯科治療を心がけていますので、このような出来るだけ負担の少ない歯科治療を心がけております。
将来に向けて歯質を残しておくということは歯の寿命を延ばすことにも大きく貢献出来ると考えております。