臨床研究への道
本日は診療後に仲間の歯科医師たちと文献抄読会を行いました!
CTGの手術8週間ほど前に口蓋の組織を増加させておくという、著者オリジナルの方法について勉強いたしました。
欧米人と比べると日本人の場合は口蓋粘膜の厚みが少ないので、術前に効率的に増加させることが出来るのであれば非常に有意義な方法かと思います。
ケースレポートであり参考程度ですが、行なってみる価値はありそうです。
ちなみにこの論文を発表する10年ほど前に著者はテクニックについての論文を出しており、それから10年もかけて26例に行ったケースレポートという形で出していました。
それなりにインパクトファクターの高い雑誌に投稿するということは大変なようです。
私たちのグループも今後は臨床研究をテーマにしているわけですが、投稿までの道のりは険しそうです。
しかしながら日本、名古屋から歯科界に新たな知見を発信するということをあきらめず、頑張っていきたいと思います(^^)