今回は歯科医師向けの内容です。
基本私の場合、上下顎ともに6の近心まではセラミックインレーは用いずにレジンによるダイレクトボンディング法を用いることが多いです。(咬合力の強さや顎機能障害の程度などを加味した上で。)
なので6の遠心を含むケースは基本間接修復を用いることが多いのですが、患者さまからのニーズがあれば今回のように行うこともあります。
術前
旧修復物を撤去して、形態だけ気をつけながら充填すると…。
術後
術者としては気に入らない所もあるのですが、デイリーに行われるCR充填としては合格点かと思います。
よく質問される内容として「どのように隣接面を過不足なく充填し、適正なコンタクト回復を図っているのか?」という事があげられます。
確かに市場にはとても多くの2級充填用の器具が販売されていますから迷ってしまいますよね〜(>_<)
また「裂溝を自然に付与するテクニック」についても聞かれる事が多いです。
その辺りについて現時点で自分の答え得る内容を5月のBADS研修会の講義で余す事なくお話しようかと思います。
たかがレジン治療、されどレジン治療です!
あ、7については後日修復予定です(^^;)