最新の接着ブリッジについて
みなさん、こんにちは!
この日は診療後に「接着ブリッジ」について勉強してきました。
私たちの文献抄読会に愛知学院大学の竹市先生をお呼びし、先日クアラルンプールでご講演されてきた内容を紹介頂きました。
私はこの分野での第一人者であるKern先生の講演をつい先日横浜で聞いてきたばかりなので、情報がリンクすることでより理解が深まりました。
接着ブリッジとは隣在歯にダミーの歯を貼り付ける事で欠損した部位の見た目を回復する治療法です。
この治療法自体は昔からあったのですが、外れやすかったり審美的でなかったりでどちらかというと治療選択から外れることも多い治療法でした。
しかし近年マテリアルの変遷、接着技術の飛躍的な進歩に伴い接着ブリッジも見直されることになってきました。
他の欠損治療と比較した場合の利点は、
歯を削る量が少ない
審美的である
治療期間が短い
費用対効果が高い(費用が安価である)
といったことがあげられます。
もちろん適応症も限られるので症例選択が重要となってきますが、当院のコンセプトであるなるべく侵襲を加えずに、最大の治療効果を発揮するという事とも合致するのでこれからは積極的に取り入れたいと思います。
インプラントを埋入するために骨の移植を行い何ヶ月という期間をかけて行う治療も悪くはないですが、もし自分だったらどちらがいいかというと考えてしまいます。
より低侵襲な治療は積極的に取り入れ、安全安心な治療方法をご提供していきます!
頑張ります!!(^^)