みなさん、こんにちは!
今回は銀歯を白く治す治療についてお話しいたします。
最近ではあまり使用されなくなりつつある銀歯ですが、昔治療されたものがお口の中にある方は多いと思います。
金属があると笑った時に他人から見えてしまいます。
金属が見えるとお口の印象が暗くなり、なんとなく清潔感がないように感じられてしまいます。
そのようなことから金属を白くやり直したいという希望があるわけですが、金属自体も人体にとってあまり良いものでもなかったりします。
実は一口に銀歯と言っても、いわゆるシルバーだけではなく様々な金属が混ざっている合金です。
パラジウム、金、銀、鉛、亜鉛、ニッケルなどなどが混在していてそれらがイオン化して身体に取り込まれると金属アレルギーを引き起こす場合もあります。
また20年以上前に治療されているとその銀歯は「アマルガム」という古い世代の金属かもしれません。
こちらは本格的に使用されなくなっており、(私自身も使用したこともありません)微量ながら水銀も含んでいるため健康への影響が懸念されます。
金属治療は健康保険治療の適応であり、広く安価で誰でも治療をうけられるという点は大変素晴らしいことだと思います。
しかし歯を削る量が大きい、歯と弾性係数が極端に違う、アレルギーの懸念がある、などデメリットをあげるときりがないくらいです。
実際、自分の口の中に金属治療をすすんで受けたい歯科医師はいないのではないでしょうか?
ではどのように改善するか、実際の症例を交えながら見てみましょう。
前から4番目の歯に金属があります。
この方は金属を全て白くやり直したいというご希望で来院されました。
外してみると幸い中で著しいむし歯は進行していませんでしたが、前の歯との間は少し黒くなっており、接着材が少し漏洩していた可能性が高いです。
その日のうちにダイレクトボンディング治療によって、自然なあるべき形態と色に回復することができました。
治療費用:5万円(税別)
※他の歯科医院ではこういった場合、セラミックインレーをおすすめされる事が多いと思います。
いずれダイレクトボンディングとセラミックインレーの違いについて説明文をまとめようと思っていますが、当院ではこの程度の歯質欠損であれば100%
ダイレクトボンディングを行います。
理由としては
・歯を削る量が最も少ない
・再修復が可能である
というのが筆頭の理由です。
銀歯の見た目にお困りの方はぜひカウンセリングにお越しください。
安易に歯を削らず、将来に歯を残せる治療法を選択しましょう。
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飯田真也