みなさん、こんにちは!
本日はラミネートベニアを用いた審美治療症例について解説いたします。
歯の色調を白くするにはホワイトニングという治療法があります。
これは歯科医院専売の薬剤を用いて、歯の表面の色調を脱色していくものです。
日本で薬事の認可がおりているホワイトニング薬剤は海外に比べてそれほど濃度が高くなく、治療結果も限定的であります。
「治療前に比べて白くはなったけど…、希望する白さまでは到達していないなぁ」と感じる方も多いのではないでしょうか?
市販の少々お高いホワイトニング歯磨きとして販売されている製品を使っても、う〜んという感じです。
これをお読みになっている方も同様の経験をされている方は多いのではないでしょうか?
個人的にはホワイトニング薬剤でも白くはなりますが、1度や2度ではだめで、数回繰り返す必要があります。
またそこまで行ってもモデルや芸能人のようにはっきりとした白さにすることは不可能です。
さらに以前治療した詰め物が歯に残っているとその部分にホワイトニングは効きません。
このようにホワイトニングが適している方は前歯に治療したあとがあまりなく、現状より少し明るくしたい方にとってはよいです。
それではもっと明るくしたい、歯の形もきれいに改善したいという希望があった場合にはどうするべきでしょうか?
ここで登場するのが歯科審美治療の最高峰ラミネートベニアです!
ラミネートベニアとは歯の表面をごく薄く削る(0.5~0.7mm)ことで、薄いセラミックを製作、貼り付ける治療法になります。
ラミネートベニアであればホワイトニングを超える白さもお手のもの、歯の形も治すことができ、まさに審美治療の最高峰といえます。
当院でも数多く手掛けさせていただいており、その治療結果には自身をもっております。
こちらの症例をご覧ください。
この方は前歯を明るく綺麗にしたいという希望をお持ちでした。
お口の中を拝見すると、前歯は全体的にやや黄色く、古い詰め物治療が多数なされていました。
また歯の形もすり減ったり、削れていたりであまり審美的とは言い難い状態でした。
患者さまとご相談させて頂き、笑った時によく見える前歯6本のラミネートベニア治療を行うことといたしました。
まずお口の中全体を口腔内スキャナーで撮影し、デジタル上で模型を製作いたします。
その模型上で歯科技工士とともにどのような形態が良いかを吟味していきます。
歯だけではなく、目の位置、正中や唇の情報も反映し、お顔全体から見て美しい形態を模索していきます。
一度完成した形態をお口の中で再現するために、「モックアップ」という作業を行います。
これは実際のラミネートベニアの形をお口の中で再現することで、患者さま自身に歯の長さや笑った時の雰囲気をご覧いただきます。
もし修正のご希望があればこの段階で細かく煮詰めていきます。
※ラミネートベニア治療にモックアップは必須です。この工程をスキップしてしまうと、最終的な形態が妥協的になってしまいます。
患者さまにご納得いただいた形態からラミネートベニアを製作してもらいます。
それらをラバーダム環境下で丁寧に歯に接着していきます。
こちらが治療結果です。
治療前と比較して、白く明るくそして歯の形態も変化させることができました。
患者さまご自身にもご満足いただくことができ、良い治療結果となりました。
このようにラミネートベニアはホワイトニングではできないレベルの審美改善に適しています。
歯が明るくなると表情や肌感も明るくなるため、生活に自身を持つこともできるためおすすめの治療となります。
はっきりとした白さを希望されている方はぜひご相談ください!
※全ての歯科医院で同様の結果が達成されるわけではありません。ラミネートベニア治療に精通した歯科医師、歯科技工士が揃っていなければ美しく調和した治療結果とはなりません。
ご自身の歯を削りたくない方、治療内容について疑問がある場合、下記IDのアカウントにDM頂ければご質問にお応えいたします。
instagram:shinya_dds
Facebook:飯田 真也
一般的な審美歯科よりも高いレベルでの診療をご提供いたします。
当院の審美治療集はこちらへ
↓ カウンセリングのご予約やセカンドオピニオンをご希望の方は下記リンクからご予約ください。
歯科医師
飯田真也