去る４月９日（日）、大阪にてダイレクトボンディング治療のセミナーを行ってきました。
実は昨年末にも同じ場所で実施したのですが、定員オーバーにてお断りをしていました。
今回は前回ご参加頂けなかった方々のために開催という運びになりました。
遠方他県より多くの受講生にお集まり頂きありがたかったです。
ダイレクトボンディング治療とは当院の得意な治療の一つで、むし歯治療から審美治療まで幅広く応用できる歯科治療です。
その最大の特徴は既存のどの治療法よりも歯を削る量が少ない、ということです。
削る量が少ないと、その分ご自身の歯を残すことができるので将来抜歯になる割合が少なくなります。
しかしその治療は歯科医師の技量に委ねられる部分が大きく、どの歯科医院でも同じ結果をご提供できるわけではありません。
当院ではそういったこれからダイレクトボンディングを勉強したい先生方にこうしてセミナーを行う機会を頂いております。
セミナーではダイレクトボンディングを行うにあたって重要な知識について詳しく解説しました。
また模型実習を行うことで実際の手技についてもアドバイスをいたしました。
↑セミナー風景の様子です
みなさんとても熱心に受講してくださり、こちらも熱が入りました！
何とか自院の患者様に還元してもらえるといいな、と思います。
また一部の先生が一昨年上梓した自著を持ってきてくれており、こちらも嬉しく思いました。
ちなみにダイレクトボンディング治療が得意になると、下図のような歯科治療が容易になります。
こちらは昔治療した金属が外れてしまった患者様です。
深いむし歯ではありませんが、表面が細菌によって汚染されている状態でした。
傷んでいる部分だけを必要最低限除去し、ラバーダム防湿下にて接着処理を行います。
※ダイレクトボンディング治療にラバーダム防湿は絶対必要です！
こちらが治療後の状態です。
金属治療と違って外れたりする心配はもうありません。
すなわち再治療を行う割合が減るため、歯の寿命に貢献することができます！
ご自身の歯を削りたくない方、治療内容について疑問がある場合、下記IDのアカウントにDM頂ければご質問にお応えいたします。
instagram：shinya_dds
Facebook：飯田 真也
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歯科医師
飯田真也