みなさん、こんにちは！
今週は台風が来てますね〜。
台風が来ると秋を感じますね。これからだんだんと寒くなっていくのでしょう。
風邪をひかない様にお気をつけ下さい。
さて、去る日月の連休は毎度の如く東京遠征しておりました。
今回は２日間の矯正治療のセミナーに参加するためです！
２日間朝から夜までみっちりと勉強しました。
矯正治療は様々な流派があったりして、学ぶ方も割ととっつきにくい部分があったりするのですが、今回のセミナーを通して各流派の良い所や悪い所を広く学べたので良かったです。
一般臨床医は数多くの子供達を診ています。
矯正学の知識のない先生だと、不正咬合の芽に気づくことは出来ないでしょう。
また気付いていても「様子を見ましょう」ということで、どんどん悪化させてしまうことが現実として多いです。
矯正治療は適切な時期に適切なトレーニングや介入を行ってあげれば、多くの子供達を正常咬合へと導くことができます。
しかしこの時期を外してしまうと、永久歯の抜歯が必要になったり治療期間や費用が高額になったりとデメリットが多く出てきてしまいます。
親御さんが気付いてからではすでに遅い場合もあったりするので、多くの子供達に触れ合う一般臨床医こそ正しい知識をもって、不正咬合の芽に気づく事が出来るトレーニングをするべきであると私は考えます。
正常咬合の獲得こそが最も有効な予防歯科の手段であるため、本当にその子の将来まで見越して歯科医師として治療に携わるならば、矯正の知識は開業医にとって絶対に必要であると思います。
なお実際に矯正治療を自院でやるかどうかは各々の技量に応じて考えれば良いと思います。
少なくとも患者さまに適切な情報提供が出来なければ歯科医師として責任のある臨床は出来ないでしょう。