いつもいいだ歯科医院にご来院いただきまして誠にありがとうございます。
この度、当院のホームページをリニューアルしました!
今後、当院の考え方や歯についての知識をこのブログを通してお伝えしたく思います。
当院では御縁があって来院して頂いた患者様には、「生涯に渡って健康で豊かな食生活」を維持していただきたく考えております。
口は健康の入り口であり、ご自分の歯できちんと食生活ができるかどうかは全身の健康にも大きく関わってきます。
歯は食事をするためだけの道具なのでしょうか?
歯は親知らずを除くと、通常では28本あります。
80歳の時点で20本以上歯が残っている方と、そうでない方では認知症の割合が最大1.9倍もの差があります。
また転倒の割合も1.62倍も違うとされています。
高齢者だけでなく、若い方にとっても歯は大切です。
スポーツをされる方が奥歯を失ってしまうと、運動能力や瞬発力が低下するとされています。
もちろん美しく整った前歯は他人から見て魅力的であり、社会生活を営む上で大切です。
このように歯を失ってしまうと、単純に食事に困るだけではなく、その方の人生において様々な弊害をもたらします。
健康なお口の中を維持するためには、まず「関心を持つ」ということが大切です。
ぜひ皆様には歯とご自身のお口の中への関心を持って頂きたいと思います。
大多数の方がまさか将来自分の歯が無くなるとは思っていないでしょう。
ましてや現在、しっかりと歯が残っている20代、30代の形ではそのような危機感は考えたこともないと思います。
しかしながら高齢になり、歯を失ってしまった方も若い頃にはきちんと歯があったわけです。
例えば歯を失う大きな原因である歯周病は、急に歯が悪くなるのではなく、じっくりと時間をかけて悪くなっていきます。
そしてその進行はほとんど無症状であるため、気付いたら歯がグラグラしてしまったという事が今も後を断ちません。
そうなる前に対策をしておくことが大切です。
歳をとったから歯が悪くなる、ということは決してなく、きちんと対策をしておけば歯は十分守ることができます。
将来、歯で苦労しないためにも是非今のうちから歯に関心を持っていただけたら、と思います。(具体的な予防方法は後日掲載いたします。)
当院では大切な歯をなるべく削らず、抜かず、痛くない歯科治療を心がけております。
地域の方の健康寿命に貢献できるよう尽力していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
歯科医師 飯田真也