みなさん、こんにちは！ とある日々の臨床からある一症例をご紹介いたします。   治療前 多くの金属修復がなされている状態です。 実際に金属の中ではむし歯が進行していました。 （むし歯には自覚症状が無いことがほとんどです。）   治療後 金属修復をセラミックを用いてやり直した状態です。 患者さまからは「快適です！」とおっしゃっていただけました。   こういった治療を成功に導くためにはいくつかの重要な要素があります。 きちんと術前の問題点を洗い出し、正確な咬合関係を一口腔単位で診査診断を行うスキルが歯科医師には求められ、なおかつそれらを正しい形態に具現化できる歯科技工士との連携も大変重要です。 この２枚の写真の裏には頑張って治療に通っていただいた患者さまの努力がありますが、実は我々歯科医療サイドも夜な夜な治療計画を立て、毎夜遅くまで技工士と電話したり、ときには診療後遅くまで顔を合わせてディスカッションをして、、といったことを重ねております。 それゆえ治療がうまく終わったときにはとても嬉しく思います！ もちろんこの良好な状態をこれから維持していくことが大切なので気は緩めませんが、患者さまとともに喜べることが歯科医師として最高に嬉しい瞬間です！^^ この先、歯で苦労されることなく良い人生をぜひ送っていただきたいものです。