3i インプラント研修会
みなさん、こんにちは!
先日の日曜は名古屋駅にて歯科の研修会に参加して参りました。
テーマは「ショートインプラント」です。
その名の通り、従来型に比較して長さの短いインプラントを使用するための知識、手技、手法についての研修でした。
ショートの基準が国やメーカーによって違いますが、顎の骨の小さなアジア系では概ね5mm前後のものを指します。
従来の10mm、12mmといった長さのものが入る症例ならば問題はないのですが、特に上顎では既存の骨が高度に吸収している場合が多く、インプラント埋入を行うためにはまず骨を作るための手術をしなければいけないという事態になりました。
つまり手術回数が増えるという事になります。
身体的、経済的負担が増えることは患者さんにとって望ましいことではありません。
そこで昨今ではショートインプラントを用いることで骨を作る手術を避けるといった潮流になってきています。
手術回数を減らし、経済的負担も減らし、さらには治療期間も短縮できる、その上で治療結果が従来法と比べて遜色なければ後者を選ばないことはないでしょう!
当院では低侵襲を念頭に掲げて全ての治療を行なっていますので、このショートインプラントについても前向きに考えて行きたいと思っています(^^)