口腔内写真について
みなさん、こんにちは!
最近、某記事で読みましたが、良い歯医者さんの条件はルーペなどを使用して拡大診療をしていること、
診療記録を一眼レフカメラで撮影していること、とありました。
幸いにも当院は条件を満たしておりました(^^)
さて、なんのために記録をカメラで撮影するのか?
歯医者さんでカメラ撮影するなんて?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、真面目に歯科診療に取り組んでいてカメラ撮影をしていない先生を私は知りません。
すなわちそれほど重要な記録であるということなのです!
自分の行っていた治療がうまくいっているのか、そうでないのかは長期的な記録でしか評価することは出来ません。
それこそ数年に渡ってようやく評価できることもザラにあります。
例えばこの患者さま、歯周病治療で訪れた方でした。
初診時は右側の奥歯に歯石が多く沈着しており、歯茎も腫れていました。
約3ヶ月後の状態です。歯石の除去がすすみ、歯茎の炎症が引いてきました。
さらに半年後。炎症がかなり落ち着いてきて、歯茎もかなり健康な状態に引き締まってきました。
このように経時的に見ていくことで、どこがどう良くなっているのかが評価できます。
「記憶」ではなく「記録」が大事なのはこのような理由からです。
ちなみに下記が当院で使用しているカメラです。
こちらは主に奥歯など、歯列全体を捉えたいときに使用するカメラです。
こちらは主に前歯部やフォーカスを絞った部位を撮影することに長けたカメラです。
現在、歯科医院は多数乱立しており歯医者さん選びはとても難しい時代です。
歯医者選びの選択の一つに口腔内写真をきちんと撮影している歯科医院かを含めても良いかもしれませんね(^^)