名古屋市北区のいいだ歯科医院のブログ 矯正治療後のすきっ歯への対応

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矯正治療後のすきっ歯への対応

みなさん、こんにちは!

今回は前回このブログでも触れた歯のすき間の閉鎖について、矯正歯科医との連携の様子をを交えながらもう少し触れてみたいと思います。
(前ブログ→「前歯のすきま(すきっ歯)の改善方法について」を参考になさってください)

すきっ歯になっている方は、

①元々すいていた
②歳を重ねるごとにすいてきた
 (歯周病や噛み合わせ、悪習癖の問題があります)
③矯正治療後にすきまが余った

の3パターンがあります。

今回はそのうち「③矯正治療後にすきまが余った」の解決法についてご説明いたします。

一般の方に案外知られていないことですが、矯正治療を行なったとしても上下の歯の幅のバランスが悪かったり、矮小歯といって元々歯が小さい方は奥歯の噛み合わせを理想的にもっていくと、前歯や小臼歯部に部分的にスペースが余ってしまうことがあります。
(それでも隙間を封鎖しようとすると、奥歯の噛み合わせがずれないように今度は噛み合わせの歯を削ったり、抜いたりする必要が生じてしまいます。)

しかしいくら奥歯の噛み合わせが良くなっても、前歯にすきまが残ってしまったら見た目としてはやはり嫌ですよね?

だからと言って歯を削って被せ物(クラウン)を装着するのも気が引けてしまうことでしょう。

そんな時にダイレクトボンディングという技術を習得している歯科医院にかかれば、歯を削らず、自然に隙間を埋めることが可能です。


こちらの症例をご覧ください。

当院が連携している名古屋でも著名な矯正歯科医院からご紹介いただきました。

矯正治療後に残った隙間をダイレクトボンディングで封鎖して欲しい、というご依頼でした。


お口の中を拝見すると確かに隙間は残っていますが、このくらいであればギリギリ、ダイレクトボンディングで対応することが可能であると判断いたしました。


ブラケットを除去するとこのような状態でした。この方の場合は前歯の幅が平均値よりも若干ほっそりとしており、隙間が残りやすい状態であったのかもしれません。



即座に治療を行うのではなく、正面から見て左右の幅が均等にちゃんとなるのか、診断用ワックスアップという手順を踏んで、問題がないことを確認してから
治療に進みます。



治療後の状態です。歯を一切削ることなく、綺麗な状態に仕上げることができました。

また詰め物が外れるということはこのような症例を当院で行う限り、まずありえないと自信をもっております。

しかし天然の歯とは構造が違うため、数年経過すると茶渋などの色が多少ついてくるかもしれません。

そのような場合には改めて表面を研磨することでピカピカに戻すことが可能です。

矯正治療後にすきっ歯になってしまった方はぜひご相談ください。^^

一般的な審美歯科よりも高いレベルでの診療を必ずやご提供いたします。
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歯科医師
飯田真也