みなさん、こんにちは！ 今回は久しぶりにダイレクトボンディングの話です。（やや歯科医師向け？） （※ダイレクトボンディングとは・・・・自由診療用レジンを使用した歯冠修復治療のこと） ご存知のとおり、ダイレクトボンディングには歯の削除量が少ない、再修復可能、審美的、などなど有利な点が多いですが、いかんせんチェアタイムが長くなるというデメリットがあります。 直接修復が避けられる原因のひとつに『チェアタイム』というのは一つのキーワードとなるでしょう。 私もこればっかりは丁寧な治療を行う以上、仕方のない事だと考えておりました、、、、、が！ この頃充填にかける時間を大きく短くする方法を考えました！ 術前：古いコンポジットレジンが破損しています。 術後：丁寧に充填をし直し、ほぼ元の形に形態回復を行いました。 この充填に使った時間は１歯おそらく１０分かかっていません。（接着処理などの時間は除く） 時間が少なく済むことで患者様は楽だし、私たちも他の研磨作業などに時間を有効に割り振ることが出来ます。   そしてこの術式のいい所は充填操作に不慣れな歯科医師でも、私と比べてもそれほど大差ない充填ができるということです。 昨年秋頃より、毎月ダイレクトボンディングのセミナーを行なっています。 もし詳細をお聞きになりたい先生はセミナーにご参加ください。 ダイレクトボンディングを名人芸ではなく、どんな歯科医師でもできるように発展させたいと思います。 そうすることで一人でも多くの患者様の歯を守る事が出来れば、と思います！^^